2005年04月23日
トーノZEROアニメ感想トランスフォーマー ギャラクシーフォース total 3025 count

階段はロボット形態で降りて良いクールなレースアニメ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のギャラクシーフォースの感想。

サブタイトル §

第16話「野獣転生!ライガージャック」

あらすじ §

 惑星アニマトロスでは。

 ジャックショットは、フレイムコンボイに戦いを挑みます。

 しかし、敗北し、とどめを刺されるところをファングウルフに助けられます。

 ジャックショットは、フレイムコンボイの火炎に耐えるために、マグマに入って特訓します。

 再びジャックショットは、フレイムコンボイに戦いを挑みますが、ファングウルフをいたぶりに出てきたマスターメガトロンの乱入でピンチに陥ります。

 ジャックショットは自分の身体でファングウルフを庇います。そして、力が欲しいと願います。すると、壁のレリーフがスキャンされ、ジャックショットはライガージャックに変わり、ファングウルフを連れてその場を脱出します。

 惑星スピーディアでは。

 新たなレースが始まります。

 ガスケットとランドバレットは、いろいろと卑怯な妨害工作を行います。

 エクシリオンは、妨害工作からニトロコンボイを助けます。

 しかし、自ら優勝のチャンスを逃してまで他人を助けるエクシリオンの行為を理解できないニトロコンボイは混乱します。

 レースは以下の順位で決着します。

 インチアップ1位

 エクシリオン2位

 ニトロコンボイ3位

感想 §

 最近やっと分かってきましたが、複数のドラマが同時並行で展開するのは、1つの作劇上のテクニックなのですね。

 つまり、3月にスピーディア編をやって、4月にアニマトロス編をやる、というような分け方をせず、どちらも平行してゆっくり話が進んでいるという状況は、1つの意味のあるテクニックであると。

 どのような意味があるのかと言えば、毎週必ず見なくても話の続きが理解できると言うことです。ビデオデッキの発明以来、1回でも見落とすと話が分からなくなるスタイルのストーリーアニメが多く作られてきたと思いますが、それに逆行するスタイルの作劇法と言えますね。

 それはさておき。

 今回、やられた!と思ったのは、レースをしているにもかかわらず、階段をロボット形態で駆け下りる描写です。確かに、それは合理的です。ルール違反でもないようです。これは鮮烈な描写ですね。

 もう1つは、火炎攻撃に耐える特訓としてマグマに浸かる描写が妙に可笑しいですね。ジャックショットは、この段階でどこかおかしくなったのかもしれません。そう考えれば、あまりに唐突なライガージャックへの変身も理解できるというものです。

 しかし、そんなジャックショットに、暴力は暴力の連鎖を生むだけと思うファングウルフも渋い存在ですね。

今回の名台詞 §

ローリ「サンフランシスコみたい」

 いいぞ、ローリ。君の感性は明らかにずれているけれど、そのずれが真のヒロインの資質だ!